モチベーションの育て方

私はアーティストとしてパフォーマンスを最大化するまためにスポーツ心理学を活用しています。

人が何かを成し遂げようとするとき「モチベーション」との関わりを避けては通れません。

上手くモチベーションを管理できるかできないかで成果は大きく変わります。

モチベーションを管理することをモチベートと言います。

自分自身でセルフモチベートを行う方法を探索していきます。

そもそもなぜモチベーションが必要なのか?

心理学の世界ではモチベーションのことは「動機づけ」と呼ばれています。 この動機づけは、人が何か行動を起こすために必要なものです が、同時にその行動をある時間、ある目標に向かって持続させるために必要なものでもあります。行動を起こさせ、それを持続させるための出発点となるもの。私たちはそれを動機づけと定義しています。

動機づけは大きく二つに分けられる。

一つは外発的な動機づけ。外側から強く働きかけ、刺激を与える。その刺激は非常に大きなものとして選手に伝わります。しかし人は刺激に慣れてしまうものなので、何度も使えるわけではありません。

二つ目は内発的な動機づけ、内側から湧き出てくるような動機づけです。本当にいいモチベージョンというのは、もちろん外発的なものも活用されるんですが、演者の内側に働きかけるような動機づけができると最良です。

普段から演者自身が楽しめて、上達して、そして成果につながるようなトレーニングを実行する必要があります。そのためには、一過性のものではなく、長く保たれる動機づけが必要になります。

「上手くいったら有名になれる」「失敗したらクビになるかもしれない」というような外発的な動機づけの言葉で発奮させるのではなく、演者が自ら舞台に向けて内発的な動機づけしていく整えていけるかどうかが重要になります。

内発的な動機づけを発動させるには?

人それぞれ性格が違うので、内発的な動機づけを誘発させる方法というのも異なりますが、チームで演目を作る場合などは、チームで共有できる動機づけを持つと効果的です。それに加えて、個人それぞれの特性やパフォーマンスのレベル、これまでの経験などを踏まえた動機づけをしていきます。

内発的な動機づけは、日々のトレーニングや普段のコミュニケーションのなかで丁寧に意識することで根付かせることができます。

外発的な動機づけは、普段の内発的な動機づけを丁寧にやられているからこそ効果が最大化します。内発的な動機なしに外発的な動機に縛られると緊張と不安に押しつぶされてしまいます。

内発的な動機づけというのは、基本的に個々がもともと持っているものです。 ただ、いろいろなプレッシャーにさらされたり、競争に身を置くなかで見失ってしまうことも多々あります。それを解き放っていく作業が必要です。

置かれている状況を把握する

解き放つうえで、動機づけとは別軸で考慮しておきたいステップがあります。 それが「安全」、「承認」、「自己実現」、環境と状況のステップです。 step1:安心して訓練に取り組める環境を用意し、 安全を確保する。 step2:いいパフォーマンスをして、チームのみんなに認められる。 step3:安全も承認も手にしてからは、パフォーマンスの高みを目指す。

個々がどの段階に置かれているのかを理解することで、最適な動機づけを行え、向上心が切れてしまうことを防ぐことができます。

基本的なフレーズが演奏できない人に、感情的な表現を求めても効果は望めません。

個々のパーソナリティに合わせる

そしてもう一つ、個々のパーソナリティを見極める必要もあります。 「達成動機」が強いタイプなのか「失敗回避動機」が強いタイプなのか。

達成動機が強いタイプは放っておいてもどんどん難しいことにチャレンジしていきますが、無茶をしてしまうこともあるので、ときには抑制する方向で動機づけをしてあげる。

失敗回避動機が強いタイプは「お前はもっとできるんだから、次の挑戦をしていこう」と声を掛けて背中を押してあげる。

まとめ

このように選手個々の置かれた環境やパーソナリティを見極めながら内発的な動機づけを整えて、モチベーションを自ら整えて、パフォーマンスの質をあげていきましょう♪

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